近頃では、キューティクルと云う言葉をよく耳にする人が居るとおもう。
テレビやCM、街頭の広告でも絶対に見受けられる程で、抜け毛にも大きな関係が有る。
髪の毛は三層構造で成り立っているが、キューティクルは髪の毛の光沢や美しさを保たせ、抜け毛を防ぐ為に無くてはならない実在である。

圧迫性脱毛症に拠って毛髪が抜けてしまう理由が2つ有る。
一つ目は、被った帽子、ヘルメット内が蒸した状態に成る事である。
蒸れている状態は、細菌の繁殖に適当な環境となる。
細菌が繁殖すると、毛穴が塞がれてしまい、生えてこようとする毛髪を邪魔してしまうのである。
二つ目は、帽子、ヘルメットが、被った先の頭皮を圧迫してしまい、血行が悪くなる事である。
血液に拠って髪の栄養が運ばれている為、これが行き届かなくなると、抜け毛が生起してしまう。

紫外線を皮膚に当ててしまうと、皮膚は老化していくのだ。
従って、頭皮も皮膚である為、紫外線による抜け毛の原因を招いてしまう。
毛髪も、紫外線の痛手によりキューティクルが破壊されると枝毛がおおくなっていくのだ。
キューティクルは髪の毛の中でも1番外部にある組織な為、壊されてしまうと毛髪の中の水分、蛋白(たんぱく)質が逃げていってしまう。

頭皮から伸長している髪の毛は、細胞としては既に死んでいる状態である。
しかしながら、1度でも傷んで痛手を受けると、その毛髪が再生される事はないのだ。

抜け毛と云っても、あくまでそれは自身で抜いている髪の毛である。
抜け毛の部分がそれ程酷く(ひどく)なければ、抜く行為自体を留めると、髪の毛は再び自然と生え育ち回復していくのだ。
しかしながら、こういった癖から来ているケースの場合、最優先で精神科医やカウンセラーから心理的なケアを受けたほうが良いだろう。



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