人間の多種多様な癖の中に、自身で自身の毛髪を抜くと云う、抜毛癖、もしくはトリコチロマニアと云う特殊な癖が実在する。
しかし正確には、自身で髪の毛を抜いている為、脱毛症とは言いがたい症状のようである。

其の後、出産が終わり、元のホルモンの釣り合いへともどる。
それまでずっと成長期のままキープしつづけた毛髪であるが、そこから一気に休止期へと入ってしまい、毛髪の成長が留まる。
これが、出産後に女性の抜け毛が増大してしまう理由である。

成人の方では、抜毛癖がある事を自覚しているケースの場合もあるようであるが、まだ子供のうちは、自覚をしていない人が少なくないようである。
毛髪を抜いているような子供の仕草を親は観ても、上記の通りで自覚がまだ充分にない事が少なくない為、止めさせる為に叱ったり怒ったりする事は避けよう。
このような事をしても、根本的な原因である子供の心理的ストレスという心理的負荷が消耗するわけじゃないのだ。
肝心な事は、あくまでも子供の立場で考慮して、ストレスという心理的負荷を無くせるようにする事である。

百会(ひゃくえ)は、左右の耳から真っすぐに上ってきた部分、つまりは頭部頂上にあるツボである。
刺激すると、頭皮の血行の他にも、体全体の血行も改善されると云われている。
親指で、頭部の芯の方向へ向かって指圧する。
天柱(てんちゅう)は、後頭部の首骨の両端にある、髪の生え際辺りのツボである。
刺激すると、肩こり、頭痛等の改善にも効果が有る。
両手を首の後ろに回し、親指で太い筋の外部を指圧する。
風池(ふうち)は天柱のツボの外部で、頭骨隆起下の窪んでいる部分と耳の裏側の間にあるツボである。
刺激するとたいへん不快なく感じられ、眼精疲労、頭痛等にも効果が有る。



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