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しかし正確には､自身で髪の毛を抜いている為､脱毛症とは言いがたい症状のようである｡
ヘアサイクルとは､毛髪の状態が成長期間→移行期間→休止期間と変化していく事である｡
おのおのの期間の日数は､約2から7年→約2から3週間→約3ヵ月と云われている｡
このヘアサイクルの期間には当然個人差が有る｡
ケアの仕方や男女による性別差､健康状態等も関係しており､普通一般的なヘアサイクルは約5年間である｡
我々は日常普段の生活を営んでいても､実に多種多様なストレスという心理的負荷を､意外とたびたび受けているものである｡
これに更に上乗せする形で､抜け毛と云う大きな悩みを抱いてしまうと､想像以上に本人はたいへん苦しくなっていくのだ｡
仕事､家族との時間､友達に会う等の場面に於いても､抜け毛が原因のストレスという心理的負荷のせいで少しずつ疲弊していってしまうだろう｡
公私共に上手く物事が動作しない状況がつづいてしまうと､ストレスという心理的負荷が改善される事なく､また循環してしまうと云う事態に陥る事に成る｡
以下の理由として､紫外線等､人体にとって有害である化学線から頭皮を保護すると云う目的も有る｡
また､食事から摂取し体内で溜まってしまった､水銀､鉛､アルミニウム等の有害物質を毛髪を通じ排泄する任務を果たしている｡
更には､あらゆる毛根と知覚伝達神経とは関わり合っており､どのようなに些細な刺激にも鋭敏と反応して､身の回りの危険を察する任務ももっているのである｡
